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ブラジル発AI人事スタートアップ「Comp」、Khosla Venturesが1725万ドルを調達

HRテクノロジー企業Compが、Khosla Venturesの1725万ドル(約27億円)のシリーズAラウンドを主導し、同社初のブラジル企業への投資を実現した。この投資に伴い、Khosla Venturesの一般パートナーであるKeith Rabois氏がCompの取締役会に加わった。Compは、ブラジルを拠点とするAIを活用したHRソリューション企業で、共同創業者であるクリストフ・ゲルラック氏と元Lyftのプロダクトマネージャー、ペドロ・ボブロウ氏が2022年に共同で設立した。 ゲルラック氏はコーネル大学在学中に飲食配達スタートアップを起業し、その後General AtlanticでHRテック分野に特化した投資を経験。しかし、実際の起業に再び関わりたいという想いから、再び創業を決意。同社は、採用、報酬政策、パフォーマンス評価の設計など、HR業務の自動化をAIで支援するソフトウェアを開発している。さらに、現役のHR幹部経験を持つ「前線展開型エグゼクティブ」を顧客企業に派遣し、実務を通じてAIの学習データを構築している。このプロセスにより、AIは人間の最適実践を学び、将来的には完全に自律的にHR業務を遂行できるようになるという構想だ。 Compは、従来のコンサルティング会社(メルセール、コーン・フェリー、ウィリス・トーラーズ・ウォーターマン)やHRプラットフォーム(Rippling、Workday)と競合する。しかし、ブラジルでは多くの企業がHRソフトウェアを持っていないため、既存の競合に縛られず、新しい自動化モデルを導入できる環境が整っている。現在、Nubank、QuintoAndar、Creditasなど、ブラジルの主要ユニコーン企業を顧客に持つ。同社は今後、米国や他の国への展開を視野に入れている。 ゲルラック氏は「Ripplingは若手HRチームの生産性を高めるが、Compは企業のHRチームそのものになる」と述べ、AIがHRの中心的役割を担う未来を描いている。今回の資金調達は、AIを活用したHRの未来を実現するための重要な一歩となった。

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