メタ、ルイジアナのデータセンターで1年で8億7500万ドルの地元契約を達成
メタがルイジアナ州リッチランドパリッシュに建設中のデータセンターは、開工から1年が経過し、地域経済に約8億7500万ドル(約1300億円)の契約をもたらした。この施設は、メタが開発する最大規模のAI学習クラスタ「ハイペリオン」を収容する予定で、個人用スーパーアイテムの実現に向けた重要な基盤となる。建設はターナー・コンストラクション、DPRコンストラクション、モーテンセン・コンストラクションの3社が主導し、400万平方フィートの敷地内で進捗している。過去1年間で、160以上のルイジアナ州企業(うち84%が東北部ルイジアナ在住)が電気工事、舗装、インフラ整備などに携わった。また、現場では地元の飲食業者も多数参画し、毎日3700人以上の建設作業員の食事を提供している。2026年6月までにピークで5000人規模の労働力に達する見込みで、完成後は電気技師、HVAC専門家、サーバー・ネットワーク技術者、安全・セキュリティ担当者、エンジニアなど500人以上の恒久的雇用が創出される。 メタは地域との協働を重視し、エネルギーと水の効率性にも取り組んでいる。エンテリージと連携し、電力網の強化に伴う顧客負担を15年間で約6億5000万ドル削減する仕組みを構築。また、低所得世帯への支援として1500万ドルをエンテリージの支援プログラムに拠出。さらに、3つのクリーンエネルギー開発プロジェクトを推進し、地域の電力供給を強化している。水資源面では、施設の使用水量を完全にボーフ、テンサス、下ミシシッピ川流域に還元する取り組みを実施。2025年にはリソース環境ソリューション社とダックス・アンデュード社と連携し、5つの湿地復元プロジェクトを開始。これにより水質改善と生態系の回復が進む。 地域インフラの整備にも投資を拡大。道路、水道、下水道の改善に3億ドル以上を投じ、リッチランド復興委員会と協力して、レイビル、デリラ、マングハムの3都市の公園整備や歴史的施設の修復を支援。また、高齢者支援、退職軍人墓地の改修、デリラチャーター校のロボット工学プログラム、リッチランドパリッシュ学区のミックスドリアリティ職業訓練プログラムなどにも支援を提供。2026年春には「データセンター・コミュニティ・アクション助成金プログラム」の受給者を発表する予定だ。今後も、RichlandParishDataCenter.comや公式フェイスブックページを通じて、地域の労働者に技能職の機会を提供し、継続的に地域と連携していく。
