GIGABYTE、CES 2026でAIファクトリーと物理AI、エージェンティックAIを発表
GIGABYTE Technologyは、2026年のCESにおいて「AI Forward」というテーマのもと、AIインフラの新たなスタンダードを提示する。同社は台湾を代表するAI向けサーバー開発のリーダーとして、クラウド、エッジ、個人デバイスの全領域にわたるフルスタックAIコンピューティングソリューションを発表。主な展開として、「AI Factory」、「Physical AI」、「Agentic AI」の3つの新たなアプローチを発表。AI Factoryは、AIモデルの開発・トレーニングから本番環境への展開までを自動化・スケーラブルに管理する統合プラットフォーム。Physical AIは、AIと物理世界をリアルタイムで連携させるハードウェア・ソフトウェア統合技術を実現し、ロボティクスやスマートファクトリーへの応用を加速。Agentic AIは、自律的なAIエージェントが複数のタスクを計画・実行する能力を備え、企業の業務自動化や意思決定支援を革新する。 この発表は、GIGABYTEが2025年のCOMPUTEXおよびMWCで既に示したAI戦略の継続と深化である。COMPUTEX 2025では「Omnipresence of Computing: AI Forward」をテーマに、GIGAPODと呼ばれるラックスケールデータセンターインフラを発表。これは、ハードウェアからクラスタ管理まで一貫したアーキテクチャを提供し、AIトレーニングの効率性とスケーラビリティを飛躍的に向上。MWC 2025では、「AI+」と「Enterprise-Reinvented」を軸に、AI開発から実運用までのライフサイクルを支援するエコシステムを強調。特に、エッジコンピューティングとクラウドの連携により、リアルタイムAI処理の実現を実証した。 GIGABYTEのAI戦略の背景には、世界中の企業がAIをビジネス基盤に統合しようとする流れがある。特に、生成AIの普及に伴い、企業はAIモデルの高速開発と大規模展開に向けたインフラ整備を急務としている。GIGABYTEは、自社開発のGPUサーバー、高密度ストレージ、専用ネットワーク技術を統合し、従来のデータセンターに比べて30%以上のエネルギー効率向上を実現。また、AIモデルのトレーニング時間短縮や、複数のAIワークロードを同時実行可能な仮想化環境も提供。 専門家からは、「GIGABYTEのフルスタックアプローチは、AIインフラの複雑さを大幅に軽減する」との評価が相次ぐ。特に、エッジとクラウドの連携を強化したAI Factoryは、製造業や医療分野での実用化に大きな可能性を秘めている。GIGABYTEは、2026年以降もAIインフラの標準化を推進し、企業のデジタルトランスフォーメーションを支える基盤を提供していく方針を示している。
