SKハイニックス、ナスダック上場
韓国半導体大手SKハイニックスが金曜日にナスダック証券取引所に上場し、米投資家が同社株に直接投資できるようになる。ADR(米国預託証券)の発行価格は1株149ドルに設定され、約265億ドルの資金調達に成功した。上場後のティッカーシンボルはSKHYVとなる。この資金は新工場建設や設備投資に充てられ、同社の積極的な生産能力拡大を支える。 時価総額で韓国第2位の規模を誇るSKハイニックスは、スマホやPCに不可欠なメモリ半導体の大手メーカーとして知られる。顧客にはNvidiaやAppleなどのテック企業が含まれ、近年のAIブームを背景にメモリ需要が急伸している。取締役会のチェ・テウォン会長はメディアへのコメントで長年の目標達成への感慨を示すと同時に、顧客からは常にさらなる増設要望が強まっていると指摘した。生産能力を5年以内に倍増させる計画に対しさえ、業界パートナーからは供給不足の懸念が根強く残っている状態だ。 メモリ半導体市場は従来、地味な分野と見なされてきたが、生成AIの普及により高付加価値成長分野へ急進化している。SKハイニックスは今回の上場資金を駆使し、先端メモリ製品の生産基盤強化と次世代技術開発に注力する方針だ。米上場による資金調達と国際的な資本市場への統合は、サムスン電子との競合関係において戦略的優位性をさらに高め、グローバル半導体サプライチェーンにおける韓国の存在感を強化する重要な転換点となる見込みだ。
