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テンペ市、Flockナンバープレート読み取り停止

アリゾナ州テムペ市は水曜日、治安維持企業Flock Safetyとの監視カメラ契約を終了し、市内に設置された33台のFlock式ナンバープレート読み取りシステムの運用を停止した。コーリー・ウッズ市長は声明で、システムが捜査活動に貢献した点は評価しつつも、濫用リスクが住民の信頼維持と両立しないため全面撤退を選択したと説明。市警察の内部監査では不正アクセスは確認されなかったものの、隣接アパッチジャクション市での警官による配偶者追跡事件など、他自治体での利用問題が背景にある。現在稼働中のカメラは撮影機能を停止し、既存データは30日で自動消去される(係争中案件は例外)。物理的な設置枠はFlockによる撤去作業完了まで残る予定。 テムペの措置は、監視技術と市民のプライバシー権利のバランスを巡る米国地方自治体での潮流を象徴する。Flockは2017年創業、全国で8万台以上のカメラネットワークを運用し、車両のナンバーや外観特徴を機械学習で収集する。しかし連邦当局へのデータ共有規制や不正利用への懸念から、ロスアンゼルスのLAPDやカリフォルニア州の複数自治体、北カロライナ州などは2025年以降相次いで契約を更新せず解除。Flock側は現時点で公式コメントを控えている。自治体レベルでの技術導入見直しは、監視効率化とデータ倫理の制度化を求める声が強まる中で、より精緻なガバナンス枠組みの構築を迫られる局面に入った。

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