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Elastic、Jina AIを買収でマルチモーダル・マルチリンガル検索技術を強化

Elasticは、マルチモーダルかつ多言語対応のエンベッディング技術で注目されるJina AIの買収を完了した。これにより、Elasticは検索AI分野におけるリーダーシップをさらに強化し、ベクタ検索、リトリーバー・オーガナイズド・ジェネレーション(RAG)、コンテキスト工学の分野で新たな進展を実現する。Elasticは「検索こそ生成AIの基盤」と位置づけ、今回の買収で、テキストと画像を統合的に処理できる高精度なベクタモデルや、複数言語に対応したリランカー、特定タスク向けの小型言語モデル(例:HTMLからMarkdownへの変換)を自社プラットフォームに統合する。 Jina AIの技術は、Elasticの既存モデル「ELSER」を補完し、非構造化データの検索精度を飛躍的に向上させる。特に、長文や多言語文書、視覚情報の検索品質を強化する点で、開発者と企業が生成AIに高品質なコンテキストを供給できる環境を整える。また、Jina AIの研究チームがElasticに加わり、AIモデルの革新を加速する体制が整った。 Jina AIの元CEOで、新任のAI部門バイスプレジデントとなったHan Xiao氏は、「検索基盤モデルの限界を押し広げる使命を、Elasticのグローバルなインフラを通じて実現できる」と語った。Elasticは、Jina AIのオープンソース文化を継承し、Hugging Faceでのモデル公開や学術論文の発表を継続。企業利用向けには、Elastic Cloud上の「Elastic Inference Service(EIS)」を通じて、エンベッディングやリランカーをベクタデータベースとネイティブに連携して利用可能にする。 ElasticのAsh KulkarniCEOは、「AIの未来は検索にかかっている。Jina AIの技術とチームが、私たちのプラットフォームをさらに強力にし、開発者と企業が検索を活用したAIを実現できる環境を提供する」と強調。今後もオープン性と実用性を重視した検索AIの開発を進める。

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