メタ、カナダでブランドと文化を結ぶ新広告施策を発表 Reelsトレンド広告で20%の認知度向上を実現
メタがブランドと消費者の文化的つながりを強化する取り組みを進める。10月23日、トロントで開催された「メタ ブランド構築サミット カナダ版」には200人以上のマーケティングリーダーが集まり、メタのプラットフォーム上で展開するリアルタイムの文化動向を活用したブランド戦略の可能性が議論された。この場で、カナダ初の「リールズ テンディング広告」が発表された。この広告形式は、リールスで最も話題になっているコンテンツの直後にブランド広告を表示する仕組みで、ユーザーが高関与状態にある瞬間に届け、発見意欲の高い層にアプローチできる。初期データによると、この広告形式は自発的認知度を平均20%以上向上させる効果が確認されている。 また、ブランド構築を支援する複数のツールが紹介された。特に注目されたのは、文化が自然に生まれるプロセスに即したマーケティング戦略。メタのプラットフォームでは、毎日何十億人もがつながりを求めて新しいトレンドを発見し、共感できるコンテンツを共有している。これにより、ブランドは「真実性のあるつながり」を創出できる。L’Oréalカナダのソーシャルアドボカシー・インフルエンス責任者、リベッカ・イーストン氏は、「クリエイターとのパートナーシップを通じて、ブランドのDNAに合った声を拡散でき、リアルタイムの関心に即応できる」と語った。 この文化的つながりの基盤には、メタの先進的なAI技術が存在する。AIはユーザーの興味に応じたパーソナライズされたコンテンツを提供し、ブランドとユーザーの意味ある対話を促進する。旅行会社「ザ・トラベルコーポレーション」のパッドメディア担当バイスプレジデント、マケンジー・プロクター氏は、「AIへの対応を徹底しており、メタとの連携により、適切なターゲットにクリエイティブを届ける仕組みを確立している」と語り、アルゴリズム最適化の可能性を評価した。 サミットのハイライトとして、カナダ初の「メタ ブランドマーケティングアワード」が発表された。この賞は、メタツールを活用して業界の水準を引き上げる挑戦的なマーケターを表彰するもので、革新性と実行力を持つリーダーを称える。2025年の受賞者は、TDのデイビッド・カヴァナフ氏らが所属するチーム。同氏は「TDとメタのパートナーシップが、顧客に届ける新しい方法を生み出し、創造性と活発なコミュニティの力が結びついた成果」と語り、受賞を喜んだ。 ブランドが消費者と深くつながるためには、非線形な顧客体験を捉え、文化的な流れに寄り添う戦略が不可欠。メタは、その実現を支援するプラットフォームとツールを提供し、ブランドの持続的成長を後押ししている。
