AI駆動の関係構築支援プラットフォーム「Goodword」、シードラウンドで400万ドル調達
AIを活用したプロフェッショナルネットワーキングスタートアップ「Goodword」が、400万ドルのシード資金調達を成功させた。共同創業者であるカーリーン・デル氏とクリス・フィッシャー氏は、2024年に結成。デル氏は女性エグゼクティブ向けネットワーキング組織「Chief」の初期メンバーとして経験を積み、フィッシャー氏は複数のスタートアップで技術開発に携わってきた。同社は、LinkedInなどのSNSで増え続けるつながりが実際には薄れがちな現状に着目し、「人間の認知能力の限界」を解消するツールの開発を目指す。 Goodwordは、OpenAIの大規模言語モデルを活用し、ユーザーのLinkedIn、カレンダー、メールを統合して、関係性を可視化・管理する「ネットワーキングコ・ピロット」としての機能を提供。会話の再開を促すリマインダー、適切な紹介の提案、AIアシスタントによる会議記録の整理などを通じて、深いつながりを維持する支援を行う。フィッシャー氏は、「LinkedInは『コンテンツマシン』だが、Goodwordは『人間中心の関係構築』に特化している」と強調。AIは「人間の代わり」ではなく、人間の関係を支える「補助者」であると明言。 資金はプロダクト開発、データ連携の拡充、AIモデルの運用コスト、R&Dチームの拡大に使われる。年間200ドルのサブスクリプションで利用可能で、無料トライアルも提供。早期ユーザーには1年契約を推奨し、フィードバックをもとに製品を進化させる方針。現在、ニューヨークに拠点を置き、5名の正社員と3名の契約社員で活動中。 Goodwordは、AIの発展に伴い「デジタルつながりが増える一方で、人間のつながりは希薄化している」というジレンマに注目。AIが「人間の関係を強化する」ツールとしての役割を果たすと訴え、AIと人間の協働を重視する。同社は、BoardyやGigiなど、AIを活用したネットワーキングプラットフォームの台頭を背景に、既存の競合とは異なる「関係の質」に焦点を当てたアプローチを展開している。
