AI搭載ソフトで塩・共結晶スクリーニングを革新——ユーロフィンズCDMOアルファラ、新開発ツールを発表
カナダ・ミシサガにあるEurofins CDMO Alphoraは、AIを活用した塩および共結晶スクリーニングソフトウェアの開発・導入を発表した。この新技術は、API(医薬品有効成分)や中間体の塩・共結晶形成を高精度に予測する機械学習プラットフォームで、同社と地元大学の共同開発によるもの。現在、固体形態スクリーニングの中心的なツールとして、全プロジェクトに統合されている。 このAIソフトは、従来の試行錯誤型の実験を大幅に削減し、開発期間の短縮とスクリーニングコストの低減を実現。直感的なユーザーインターフェースと高度な予測モデルにより、薬物物質開発の初期段階からデータ駆動型の意思決定が可能となり、最適な固体形態の早期選定が可能となる。 Eurofins CDMO Alphoraの熟練した固体形態R&Dチームは、データ解析から実験戦略まで、開発パートナーを一貫して支援。塩・共結晶開発に加え、多様な固体形態課題にも対応。薬物製剤・薬物物質開発チームとの密な連携により、生体利用能の向上と製造プロセスの最適化を実現する統合ソリューションを提供している。 同社は2003年に設立され、FDA、健康カナダ、日本PMDAの承認を受けた施設を擁し、約250人のスタッフが在籍。小分子医薬品(API・HPAPI)、経口製剤、バイオ医薬品(モノクローナル抗体、タンパク質、ADC)の開発・製造も「ワンルーフ」で行っている。2026年には無菌充填(Sterile Fill)の能力も拡充予定。 グローバルな分析リーダーであるEurofins Scientificグループの一員として、世界60カ国に950以上の拠点を展開し、20万以上の分析手法を提供している。
