Google、AI動画編集ツール「Vids」を一般公開へ—テンプレートとAI機能を搭載
Googleは、AIを活用した動画編集ツール「Vids」の基本版を全ユーザーに開放した。これまで同ツールはGoogle WorkspaceやAIプランの契約者に限定されてきたが、現在は誰でも利用可能に。製品責任者ヴィシュヌ・シバジ氏は、ザ・バージに語ったように、テンプレートやストックメディア、一部のAI機能を搭載した無料版が提供される。Vidsは昨年リリースされたGoogle Workspaceの新機能で、AIを活用した動画作成を支援する。特に、シーンの提案、ストック画像、背景音楽を組み合わせたストーリーボード作成機能が特徴だ。 シバジ氏によると、無料版は「ほぼすべての主要機能」を備えているが、新しく登場したAI機能は含まれない。特に注目すべきは、12種類のAIアバター(外見と声が異なる)を選び、自分のスクリプトを読み上げさせられる機能。ただし、ユーザー自身のAI生成アバター作成は現時点で未対応。Zoomが提供しているこの機能は、テックCEO層の間で人気だが、Googleは「今後の更新についての情報はまだない」と説明した。 また、Vidsは8秒間の短い動画生成を可能にし、特定の画像(例:新製品)を組み込むことができる。さらに、自身の映像を含むプレゼンテーションでは、AIが「うーん」「えーと」などの間延びやフリーズを自動で削除するツールも導入された。 Googleは、こうした機能が企業が製品デモや研修動画、サポートコンテンツを迅速かつ低コストで制作できると見込んでおり、シバジ氏は「実写の10分動画は6か月、数十万ドルかかるが、Vidsなら誰でも頻繁に作成可能」と強調した。顧客からの反応も好意的で、「動画制作の規模と頻度を劇的に拡大できる」との声が上がっている。
