ブーステッドAI、エレブンラブスと提携し業界初の音声対応AI研究アシスタントを発表
Boosted.aiが、投資運用研究分野で世界初の音声対応AI研究エージェント「Alfa Voice」を発表した。同社は、ニューヨークとトロントを拠点とするAI投資研究プラットフォームで、運用資産総額5兆ドル以上の機関投資家を顧客に持つ。今回、ElevenLabsの音声合成と会話型AI技術を統合することで、投資家が自然な会話形式でデータとやり取りできる仕組みを実現。音声対応により、AIとのやり取りが「実際のアナリストと会話する」ように直感的かつリアルに進化した。 この新機能により、ポートフォリオマネージャーやアナリストは、音声で質問を投げかけ、リアルタイムで人間のような声で返答を受け取れる。たとえば、「S&P500で配当利回り2%以上、PER15以上の企業を検索し、過去3か月の決算説明会やSEC提出書類、ニュースを分析して中国市場への露出を要約して」という指示に対し、AIは27社を特定し、業種別・中国依存度別に分類、リスク要因を提示。さらに、変化を自動監視するエージェントも自動生成する。 Boosted.aiの製品責任者クリスチャン・アントラコジ氏は、「顧客はより直感的なインターフェースを求めており、音声はその実現に不可欠。ElevenLabsの技術により、高品質かつ迅速にこのサービスを提供できた」と語る。実際のユーザーからは、「タイプするよりずっと簡単で、素早く、面白い」との声も寄せられている。 投資運用分野では、AIによる研究支援が急速に進展しているが、Boosted.aiは世界で初めて音声を核とした会話型エージェントを導入。これにより、無駄な時間の活用や、より深い洞察へのアクセスが可能になる。同社は、AIが人間の判断を補完する存在であることを念頭に、自然な対話体験を通じて意思決定の質を高める取り組みを進めている。
