Dot Ai、2025年3Qの財務結果を発表 初のハードウェア出荷で需要実証
IoTとAIを活用したSaaS企業・Dot Ai(Nasdaq: DAIC)は、2025年第三四半期の財務実績を発表した。同社のエド・ナブロツキーCEOは、「第三四半期に初期のハードウェアプラットフォームの受注を実現し、市場からの需要を裏付ける成果を上げた」と述べ、事業の成長势头を強調した。同四半期の売上高は約80万ドルに達し、プエルトリコ工場での生産体制の本格化と、初期の注文受領が主な要因となった。 2025年9月には、同社の新バージョンSaaSアーキテクチャ「Dot Matrix 3.0」の開発を完了。マルチテナント構造を採用し、複数拠点の資産管理を一元的に可能にした。同プラットフォームは第四四半期を通じて継続してテストが行われる予定。また、9月にはサイバーセキュリティシステムがSOC 2 Type 1基準に適合したと認証取得。同年8月にはオーストラリアのCanTech Groupと初の国際販売パートナーシップを締結し、現地での販売・設置を担当する体制を構築した。 さらに、同社は人事面でも強化を図った。11月には元上場企業のCFOであるロビン・ドエリア氏がファクショナルな役割で財務機能の強化に参画。8月には、企業成長と複雑な産業環境での経営経験を持つジェニス・バリントン・ハウロイド氏とウォルター・スコウロンスキー氏が新役員として迎え入れられた。 工場面では、7月にプエルトリコのバルセロネタ工場で生産を開始。ゼロインフラメッシュブリッジ(ZiM Bridge)とスマートアセットタグの本格生産体制を整えた。同社は、5G RFおよびBLE技術、AI解析、API連携を活用したリアルタイム資産追跡ソリューションを提供しており、物流とサプライチェーンの効率化・セキュリティ強化を実現している。 財務状況については、2025年9月30日時点で総資産は約744万6000ドル、負債は約956万4000ドルに達し、純資産はマイナス211万8000ドル(累積損失)となった。2025年上半期の純損失は約3436万ドル。同社は今後、パイプラインの変換加速と収益貢献拡大を目指すとしている。 この発表は、Dot Aiが資産インテリジェンス分野で技術的・事業的前進を遂げていることを示すもので、2025年後半から2026年にかけての成長戦略の基盤が整いつつある。
