セムラッシュ、AI時代の検索対応統合プラットフォーム「Semrush One」を発表
セムラシュ(Semrush)が、AI時代のデジタルブランド可視性を強化する新製品「Semrush One」を発表した。このソリューションは、Google検索やAIオーバービュー、ChatGPT、Gemini、Perplexityなど、従来の検索エンジンから最新の大規模言語モデル(LLM)まで、あらゆる検索環境におけるブランドの可視性を統合的に管理できる。AIの進化に伴い、マーケターが直面する可視性の課題は複雑化しており、Semrush Oneはその対応を一元化した。 同製品は、142のキーワードデータベース、8億8000万以上のドメイン、275億のキーワードデータ、43兆のバックリンクデータといった信頼性の高いSEOデータに加え、9000万件以上のAI検索プロンプトデータを統合。これにより、マーケターは自社ブランドがどの検索環境でどのように表示されているかを一括で把握できる。特にAI検索におけるブランド存在感やセンチメント、競合分析も可能で、リアルタイムでの戦略調整が可能となる。 セムラシュCEOのビル・ワグナー氏は「AIの普及により、オンライン可視性は経営層の関心事になった。SEOはもはや最低限の要件だが、AI検索の変化に適応するための新しいツールが必要だ」と強調。同社のマーケティング責任者アンドリュー・ウォーデン氏も「SEOとAIを一つのインテリジェンス層に統合することで、マーケターは発見の瞬間をコントロールできる」と語る。 Semrush Oneは、Starter、Pro+、Advancedの3つのプランで提供され、チーム規模やニーズに応じたスケーラビリティを実現。特にAdvancedプランにはAPIアクセスやシェアオブボイスデータ、高度な自動化機能が搭載され、大規模チーム向けのエントープライズ対応を支援する。 同社は自社ブランドでのテストで、AIのシェアオブボイスを1か月で13%から32%にまで引き上げ、非ブランドキーワードの検索順位も40%から50%に改善。これは、AI検索の反応が従来のSEOと比べて数日単位で変化する可能性を示している。 発売を記念し、年間契約で月額165ドルからの導入が可能。セムラシュは、20年以上にわたる検索市場リーダーシップを基盤に、AI時代のマーケティングを支える次世代プラットフォームの提供を進める。
