Thrive CapitalがOpenAIに10億ドル投資、2850億ドル評価で資金調達進展
Thrive Capitalは、OpenAIに対して約10億ドルを投資し、同社の評価額を2850億ドルに据えたと関係者が明らかにした。同投資は、Thriveが今月に発表した100億ドルを超える新ファンドの一部として実施された。OpenAIのCEOであるサム・アルバートマン氏は、X(旧Twitter)で「ジョシュと協業できることに深く感謝する。誰もがより献身的で、真剣で、努力家な投資家を求めても、これ以上ない」と評価。アルバートマン氏とThriveのジョシュ・カシュナー氏の間には長年の信頼関係がある。 カシュナー氏は、父のチャールズ・カシュナー(米国駐フランス大使)と兄のジェレッド・カシュナー(ドナルド・トランプ元大統領の娘婿)を通じて、米政界との深い関係を持つ。こうした背景も、同社の戦略的投資の影響力に寄与している。 2023年12月には、OpenAIがThrive Holdingsに株式を取得する形で出資したと発表。Thrive Holdingsは、AI技術を活用できる企業の買収・運営を手がける企業であり、詳細な金額は非公開。今回の資金調達は段階的に実施され、CNBCの報道によれば、Nvidia、ソフトバンク、Amazonといった戦略的投資家が約90%を占める第一段階を先に終了。その後、広範な投資家からの資金調達が続く予定だ。 この動きは、OpenAIが次世代AI開発の基盤を強化する一方で、大手テック企業との連携を重視していることを示している。
