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AIと創薬技術の融合で「ドッグガブル」な転写因子・タンパク質相互作用標的を標的とする新規化合物の発見に向けた提携を発表

タラスバイオは、日本のPRISMバイオラボと戦略提携を発表した。この共同研究では、従来の手法では難しかった転写因子(TF)およびタンパク質間相互作用(PPI)を標的とする新規小分子化合物の発見と開発を加速することを目指す。タラスバイオはAIを活用した「レギュロームプロファイリング」プラットフォームを保有しており、ヒト細胞の自然環境で転写ネットワークの変化をリアルタイムで可視化できる。一方、PRISMバイオラボは、PPI標的を狙った独自の化学技術「PepMetics®」を有しており、従来のバイオロジカル製剤に代わる経口投与可能な小分子阻害剤の開発を進めている。 今回の提携により、PRISMの小分子ライブラリーをタラスバイオのAIプラットフォームでスクリーニングし、複数のTFおよびPPI標的に対する化合物を同時に評価・最適化する。この統合的なアプローチにより、従来「ドラッグできない」とされていた標的に対する初のクラス化合物の創出を目指す。両社は研究開発コストおよびライセンシング・商業化による利益を共有する。 タラスバイオのアレックス・フェデレーションCEOは、「この提携により、従来の手法では克服できなかった標的へのアプローチが可能になる」と述べ、AIと実験データを融合した「ラボインザループ」型のAIシステムが、新たな治療薬開発の可能性を広げると強調した。PRISMバイオラボの竹原大社長も、「タラスの高スループットプロファイリングにより、一度に数百〜数千の標的を同時に評価できる」とし、従来の個別評価では得られなかった新たな発見が期待できると評価した。 この提携は、転写調節機構を標的とする新世代の精密医療薬の開発に向けた重要な一歩であり、がん、自己免疫疾患、線維化疾患など、転写異常が関与する難治性疾患への新たな治療法の創出につながる可能性がある。タラスバイオは2026年1月にサンフランシスコで開催されるJ.P.モルガンヘルスケアカンファレンスに参加予定で、協業機会に関する問い合わせを受け付けている。

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