テスラ、Q3決算でAIとロボタクシー進捗に注目集まる
テスラの第3四半期決算発表を前に、投資家らはイーロン・マスク氏による「ロボタクシー」やAI分野の最新進捗に注目している。市場では、売上高263億ドル、利益(EPS)0.42ドルの予想が広がっている。特に注目されるのは、マスク氏がAI技術の実用化に向けた新たな発表を行う可能性だ。テスラは2025年10月19日、上海のテスラ店舗で人型ロボット「オプティマスGen-2」や新モデルの電気自動車を展示しており、AIとロボティクスの統合が進む姿を示している。 ウェブシュ証券は、この決算発表でAI関連の進捗報告に注目すべきだと指摘。テスラは自社のAI技術「Dojo」や自動運転AI「FSD(Full Self-Driving)」の進化を継続的に推進しており、今四半期のAIの実用化の具体例が示される可能性がある。特に、FSDのバージョン12の導入状況や、ロボタクシーの試験走行のスケール拡大、あるいはAIが自律的に運行する移動サービスの構想が明かされるかが焦点だ。 また、テスラは2024年以降、AIと自動運転の統合を企業戦略の中心に据えており、2025年にはFSDの全米展開を計画。ロボタクシーは2026年以降の商用化を目指すとされ、マスク氏は「AIとロボットの融合が、次世代の移動インフラを創出する」と強調している。 一方、業界の観察者らは、AIの進化に伴い、テスラの技術的リーダーシップが再評価される可能性を示唆。しかし、AIの信頼性や法的・倫理的課題、そして実用化の遅れも懸念材料として挙げられている。投資家は、AI戦略の明確なロードマップと、実際の導入実績の提示を求めており、マスク氏の発表が今後の株価動向に大きな影響を与えると見られている。
