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マスク氏、SpaceXのAI電話開発報道を否定

エルロン・マスク氏とSpaceXは、同社がAI搭載スマートフォン端末の開発を進めているとの報道を否定した。ウォール・ストリート・ジャーナルの報によると、試作機は既存のiPhoneより薄型でクアルコム製Snapdragonチップを採用し、SpaceX傘下のxAIが提供するAI機能を駆使した独自のオペレーティングシステムで動作する予定だとされる。しかしマスク氏はこれらの報道を明確に否定し、開発事実はないと一蹴した。 関連する動向として、フィナンシャル・タイムズは先週、SpaceXのグウィン・ショットウェル最高経営責任者が投資家に対し、スターリンク衛星ネットワークに直結する米国内のモバイルサービス導入を検討していると語ったと伝えた。これを受け、一部市場アナリストはSpaceXが通信大手Tモバイルを買収し、既存地上インフラと自前衛星網を統合する可能性にも言及している。現在、スターリンクはSpaceX事業セクションにおいて収益化に成功している唯一の主力事業である。 マスク氏は過去からスマートフォン開発に対して消極的な姿勢を貫いている。昨年ペンシルベニア州でのイベントでは「端末作成の発想自体を嫌悪するが、必要となれば製造する」としつつ、あくまで本業から離脱しない方針を示していた。今年2月にもロイター通信のスターリンク対応端末報に対し「開発していない」と否定していた。今回の報道も同様の否定スタンスに終始するものの、衛星通信を活用した直接接続型モバイルサービス構想自体は着実に社内議論を深めている状況と評価できる。SpaceXの戦略重心は依然として衛星通信インフラの構築とサービス展開に置かれている。

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