元xAIエンジニアが語った Elon Musk と xAI の衝撃的実態 10の証言
元xAIエンジニアのスライマン・ゴリ氏が、自身の在籍中に『Relentless』ポッドキャストで語ったxAIとイーロン・マスクに関する10の発言をまとめた。ゴリ氏は、ポッドキャスト出演から4日後に同社を退職しており、その原因がインタビューにあるかどうかは不明だが、マスク氏やxAIは一切コメントを出していない。以下は、彼が語った主な内容の要約である。 xAIのデータセンターは「仮装遊園地」用の一時借地で建設されている。地元政府が特別に許可した短期契約で、実際には遊園地の運営に使われる土地を一時的に借りて工事を進めている。ゴリ氏は「これは一時的な措置。いずれは永久的になるだろう」と説明した。 xAIには「非常に優れた」AIエンジニアが多数おり、一部のチームは1人の人間と20のAIエージェントで構成されている。だが、AIが「仮想社員」として組織図に登録されることで、混乱が生じることも。「『この人は出社してない?』と確認するが、実はAIだった」と語った。 xAIのコードへの1回のコミット(変更)は約250万ドル(約3.7億円)の価値があるとされ、ゴリ氏は1日で5回コミットしたと語り、その日の仕事の価値は1億2500万ドルに達したと述べた。 ナイキのGPUなど新機材を導入しても、すべてが即座に動くわけではない。その際、マスク氏が直接現場に乗り込んで、数時間で問題を解決したと語った。 GPUのトレーニングを24時間以内に完了すれば、カーブトラックをプレゼントするというマスク氏のインセンティブ。実際、エンジニア1人がその条件を満たし、その後の日々、彼のカーブトラックがゴリ氏の昼食の窓から見えるようになった。 入社初日、彼にはパソコンと名刺が渡されただけで、担当者やデスクも割り当てられなかった。自己で立ち上げたチームに参加するまで、指示は一切なかった。 オフィス内にはスリーピングポッド、ベッド、そしてテントも設置されている。深夜の問題発生時には「目覚めている誰かが対応する」という体制。 xAIは「人間エミュレーター」の開発に注力している。これは、人間が画面を見たりマウス操作をしたりする行動をAIが模倣する仕組み。TeslaのOptimusロボットと同様の概念。 停車中のTesla車両400万台(北米)の70〜80%は稼働していない。これらを活用し、所有者にレンタル料を支払い、その車両で人間エミュレーターを動かす計画がある。インフラ整備不要で、即時展開可能。 Grok 4のリリース前に、Grok 5の設計がすでに完了していた。ゴリ氏が入社した2025年3月時点で、次期モデルの開発計画はすでに固まっていた。 このインタビューは、xAIの急成長と特異な文化、そしてマスク氏の現場主義を浮き彫りにしている。退職の経緯は不明だが、その内容は、AI開発の未来と企業運営のあり方について、深い示唆を与える。
