「Google CEOピチャイ、AIがエンジニアの生産性を10%向上させたと発表 - 内部ツール「Goose」の効果測定法とは?」
GoogleのCEO Sundar Pichai氏は、「Lex Fridman Podcast」において、AIがソフトウェア開発者の生産性を10%向上させていると述べました。Pichai氏によると、最も重要な指標は「AIにより、Google全体としてどの程度エンジニアリング速度が向上したか」を測定することです。GoogleはAIによる生産性向上を週当たりでエンジニアリングの時間を測って評価しており、AIを利用することで、エンジニアたちが余分な時間を取り戻せる量が可視化されています。 昨年、Googleは25年にわたる自社の技術履歴に基づいて学習された内部コーディングアシスタント「Goose」を導入しました。「Goose」は開発者たちがコードをより効率的に作成できるように支援しています。Pichai氏はポッドキャストで、AIは単なる効率化だけでなく、開発者の作業の苦労を軽減し、より創造的な活動に専念できる時間を増やしうると期待しています。 GoogleはさらにAIによって生成されるコードの量を追跡しており、最新の決算発表では新規コードの30%以上がAIによって生成されていると報告され、これは10月には約25%だった率から上昇しています。また、同社は将来、AIの自律的な能力がさらなる大ブレイクスルーをもたらすと予想しています。 Googleのみならず、MicrosoftやMetaもAIによる開発効率化に注力しています。Microsoft UK CEOのDarren Hardman氏は、GitHub Copilotが同社のコード生成を40%担っており、これにより過去12ヶ月間に3年間よりも多くの製品を市場に投入できたと述べました。Meta CEOのMark Zuckerberg氏は4月、AIが1年以内にMetaの開発者の業務の半分を担うだろうと予測しています。 Googleは今後もAIを開発者支援ツールとして積極的に活用し、開発の質と速度を更に向上させる計画です。AIによる生産性の向上は、企業が競争力を維持するために必要不可欠な要素となりつつあります。 Googleは1兆ドルを超える時価総額を持つ巨大テック企業の一つで、AI研究開発に多大な投資を行い、世界中の開発者コミュニティに影響を及ぼしています。業界のリーダーとして、Googleの取り組みは他の企業にも模範となる可能性があります。
