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1日前
メタ

歌手ロード、AIグラスに「魅力なし」批判

ニュージーランドのシンガーソングライター、ローラがマドリードで開催された音楽フェスMad Cool Festivalの公演中、AI搭載スマートグラスに対して明確な批判を表明した。舞台上で彼女は「記録を残しておくが、グラスはクソだ。買わないで。セクシーじゃない」と発言。具体的な企業名は挙げなかったものの、フェスの主要スポンサーかつ同デバイスを開発するレイバンとメタの合作を強く意識したものと見られる。 発言はSNS上で瞬く間に拡散され、AIウェアラブル市場の動向に注目が集まっている。メタとレイバンが共同開発したRay-Ban Metaは、カメラとAIアシスタントを統合し、音声操作による情報取得や写真・動画撮影を実現。メタはCEOのマーク・ザッカーバーグ氏の下、ファッション性を前面に押し出しウェアラブル分野での市場浸透を加速させている。販売元のエッソールルッティカによれば、同シリーズの年間売上は700万個を超え、商業的には高成長を維持している。 一方で、プライバシー懸念を理由とした規制や批判は根強く、被撮影者の同意なく記録が行われる可能性への警戒感が技術普及の主な障壁となっている。ローラの指摘は、先進技術と社会的受容性の間に横たわる美学と倫理のギャップを浮き彫りにした。同フェスにはRay-Ban Metaのブランド大使であるBLACKPINKのジェニィも出演しており、テクノロジーとエンタメが交差する現場での対立構造が顕在化した形だ。 ローラは過去の作品においてデジタル空間への依存やテクノロジーの進展に対する警鐘を一貫して鳴らしており、今回の発言はアーティストとしての姿勢の自然な帰結である。メタは今後、常時記録機能やより高度なセンサーを備えた次世代モデルの投入を計画していると報じられており、クリエイターや一般ユーザーの技術受容度が、AIグラスの普及戦略と設計思想をどう規定していくかが業界の焦点となる。

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