Outpost24、Vitruvian Partnersから調達しAI強化で攻撃面管理とIDセキュリティを飛躍的に進化
スウェーデン・ストックホルムとアメリカ・フィラデルフィア発——サイバーセキュリティ企業Outpost24は、国際的な投資ファーム・ヴィトゥルヴィアン・パートナーズからの戦略的資金調達を発表した。今回の資金調達は、同社が提供する暴露管理(Exposure Management)およびアイデンティティセキュリティソリューションのグローバル展開を加速させるもので、特にAIを活用した脅威の早期発見と迅速な是正を実現するプラットフォーム強化を狙っている。 Outpost24は、2025年のKuppingerColeリーダーシップコンパスレポートで「攻撃表面管理」分野における欧州唯一の全体リーダーとして評価された。同社は、デジタルと人的リスクの全体像を把握できる独自のアプローチにより、セキュリティチームがリスクを正確に評価・対応できる環境を提供している。 今年初めには、デバイスアイデンティティやポスタス検証に特化するInfinipoint社を買収。これにより、ゼロトラストワークフォースアクセス市場への進出を実現し、ユーザーとデバイスの両方を評価する統合型アクセス制御体制を構築。さらに、外部リスク管理とペネトレーションテストサービス(PTaaS)を統合した次世代ソリューション「CyberFlex」をリリース。従量課金モデルにより、テストリソースの柔軟な拡張とコストコントロールを可能にした。 CEOのイド・エルリクマン氏は、「今回の投資は、我々の戦略と成長の証であり、AIを活用した脆弱性の迅速な是正を実現するための重要な一歩」と語った。ヴィトゥルヴィアン・パートナーズのジュッシ・ウオリスト氏も、「2022年の初期投資以来、Outpost24は飛躍的な成長を遂げ、グローバルセキュリティ分野でのリーダーシップを強化してきた。今後の国際展開と技術革新を支援していく」と述べた。 同社は2001年に設立され、現在12カ国にオフィスを構えるグローバル企業。攻撃表面管理(Outpost24)とアイデンティティセキュリティ(Specops)の二つの専門部門を統合し、従来のスキャン型手法を超えた包括的なセキュリティ体制を提供している。
