AI搭載の新ツールで褥瘡予防プロトコル開発を5分に短縮——ブルインバイオメトリクスがスマートケアと持続可能性を加速
ブルインバイオメトリクスは、人工知能(AI)と持続可能な技術革新を活用し、圧迫傷の予防を加速する新たな成果を発表した。同社は、臨床現場での圧迫傷予防プロトコルの作成時間を数週間から数分に短縮するAI搭載「プロトコルインテリジェントアシスタント(PIA)」を発表。PIAは、同社の受賞歴のある「Provizio® SEMスキャナー」をはじめとするエビデンスに基づくデータと文脈情報を活用し、早期介入戦略を支援。臨床実績では、圧迫傷の発生率が92%削減されたと報告されている。 PIAは、2026年初頭に本格導入予定の「PIPPA™」デジタルヘルスプラットフォームと連携。このプラットフォームは、圧迫傷の予防・管理における臨床意思決定を支援するツールで、Amazon Web Services環境上で構築されている。CEOのマーティン・バーンズ氏は、「AIは作業の負担を減らし、看護師がケアに集中できるようにするべきだ」と強調。従来5~6週間かかっていたプロトコルの更新が、今や5~6分で完了し、人間による品質確認の「人間がループに入る」プロセスを経て承認される仕組みとなっている。 また、環境負荷低減を目的に、センサー部を固定化した新バージョンのProvizio SEMスキャナーを発表。従来の使い捨てセンサーを廃止することで、医療廃棄物を大幅に削減。1例として、ステージ4圧迫傷を1つ防ぐことで、治療にかかる費用(200枚以上の高価な装用材を含む)が12万7,000ドル以上削減され、装用材の廃棄量も大幅に減少するという成果が示された。 さらに、PIPPA™プラットフォームは、HITRUSTおよびSOC 2認証を取得。AES-256暗号化やFIPS 140-2基準を活用し、データのセキュリティとプライバシーを強化。バーンズCEOは「デジタルセキュリティは基盤。信頼できるインフラが予防の実現を支える」と語る。 これらの進展は、臨床現場の効率化、コスト削減、環境配慮、そしてデータ保護の観点から、ブルインバイオメトリクスのAI・医療デバイス分野におけるリーダーシップを示している。同社は、医療従事者と共同で開発を進める姿勢を維持し、圧迫傷予防の「現代化」をさらに加速させている。
