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Google Cloud、Nvidia対抗で新AIチップ2種発表

Google Cloud は水曜日、NVIDIA と競合するための独自 AI チップ、第 8 世代 Tensor Processing Unit(TPU)の新たなシリーズを発表しました。この新世代は、モデルの学習に特化した「TPU 8t」と、利用者がプロンプトを入力した後の推論処理に適した「TPU 8i」の 2 つに分割されました。同社はこれらのチップが、前世代と比較して AI モデルの学習速度が最大 3 倍向上し、1 ドルあたりの性能が 80% 向上すると強調しています。また、100 万個以上の TPU を単一のクラスターで連携させる能力を持ち、計算能力の向上とエネルギー効率、および顧客のコスト削減を実現するとしています。 しかし、今回の発表は NVIDIA の地位を完全に置き換えるものではなく、現時点では補完的な役割を果たすものです。Amazon や Microsoft と同様に、Google は自社のクラウドインフラストラクチャにおいて NVIDIA 製チップの導入を継続しており、今年後半には NVIDIA の最新チップ「Vera Rubin」も提供予定であると明言しています。アナリストのパトリック・ムーアヘッド氏は、2016 年に Google の TPU が NVIDIA に悪影響を及ぼすと予測しましたが、その後 NVIDIA は時価総額約 5 兆ドルの企業に成長しており、この予測は当たっていません。実際のところ、Google が AI クラウドとして成長すれば、その業務の多くを自社のチップで実行するとしても、NVIDIA にとってもビジネスの機会となる可能性があります。 両社はより一層緊密に協力しており、特に Google が 2023 年にオープンソースプロジェクトの Open Compute Project の下で公開したソフトウェアベースのネットワーク技術「Falcon」を強化し、NVIDIA 製システムのパフォーマンスをさらに向上させるためのネットワークエンジニアリングに取り掛かっています。大手クラウドプロバイダーが自社チップの開発を進めることで長期的には NVIDIA への依存が減少する可能性はありますが、現状では NVIDIA を下回ることは困難であり、業界全体での共存と協調の道筋が示されています。

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