AI攻撃に対抗する新連携:SCYTHEとStarseerがAIネイティブな脅威への防御プラットフォームを共同開発
SCYTHEとStarseerが戦略提携を発表し、AI駆動型および自律的ワークフロー攻撃に対する企業の防御体制を強化する。この提携により、敵対者模倣技術とAI実行時保証を統合した業界初の商用ソリューションが提供される。SCYTHEはアドバーサリアル・エクスポージャー・バリデーション(AEV)と継続的セキュリティ制御検証のリーディングプロバイダーであり、StarseerはAI実行時保証と検出エンジニアリングの先駆者として知られる。 両社の共同プラットフォームは、AIが攻撃の新たな表面に変貌している現状に対応。特に、企業内で無許可で展開されている「シャドウAI」(Shadow AI)が敵に利用され、新たな攻撃の足場となるリスクを可視化・検証する。この提携で新たに提供される「シャドウAIリーダビリティ評価」は、3つの領域で組織の準備状態を検証する。これは、最近のAI駆動攻撃事例、例えば「LameHug」マルウェアのような、大規模言語モデルを悪用した攻撃手法を踏まえたものである。 SCYTHEのCEO、Bryson Bort氏は「企業はエンドポイントやネットワーク、クラウドの検証はできるが、AIそのものを攻撃表面としてテストする方法はほとんど知られていない」と指摘。今回の提携により、セキュリティチームはAIに特化した攻撃経路を安全に模倣し、制御策の有効性を検証できるようになるという。 StarseerのCEO、Tim Schulz氏は「AIはセキュリティ対策の進化を追い越して攻撃表面として拡大している。SCYTHEのリアルな敵対行動模倣と、StarseerのAI意思決定プロセスへの深層的可視化を組み合わせることで、防御側に安全かつ信頼できるテスト手段を提供する」と強調。 この提携は、継続的脅威暴露管理(CTEM)をAI領域に拡張するもので、赤・青・紫チームの既存ワークフローにAI保証機能を統合。企業はAIの盲点を解消し、自律エージェントやエッジAI、内部モデルエコシステムの拡大に対応できる「AI検証済みのセキュリティ体制」を構築できる。
