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SpaceX、Cursorを600億ドルで買収

スペースXは火曜日、AIプログラミングのスタートアップであるCursorを株式のみによる取引で600億ドルで購入すると正式に発表した。この買収は今年第3四半期中に完了する見込みだ。今回の発表は、スペースXが約1兆7千億ドルの評価額を持つIPO(新規株公開)を終えてからわずか数日後のことであり、かつCursorとの間で基本的な提携合意に至ってから2ヶ月未満という短期間のうちに実施されることになる。 本取引の中核的な目的は、スペースXのAI事業部門の再編を加速させることにある。今年の始め、スペースXはムスク氏が率いるxAIを自社の傘下に組み入れたものの、xAIはディープフェイクを用いた違法コンテンツなどのスキャンダルにより世論からの批判を浴び、創設者のうち11人がすべて3月に退任した。ムスク氏は公に、「xAIの初期設計には欠陥があった」と認め、基盤からの再構築を進めている。なお、Cursorチームからは年初にかけてxAIへ主要人材が流出していたが、今回の買収によってコードの大規模言語モデルおよびAIエンジニアリング能力が直接的に強化されることになる。 以前、Cursorの内価評価額は約290億ドル程度とされ、500億ドル規模の資金調達を目指して最後の追い上げを行っていた段階だった。スペースXが提示した600億ドルの対価に加え、10億ドルの解約金条項を受け入れる形で、Cursor側はこの提案を受諾した。スペースXはIPOのプロスペクタスにおいて、28兆ドル規模の市場ビジョンを描いており、その内訳としてAIインフラストラクチャおよび企業向けアプリケーションが予想総額の26兆ドル以上を占めるとされていた。IPO以降、スペースXの株価は200ドルを超え、時価総額は単日でほぼ1兆ドル上昇し、株式交換による巨額な買収財源を十分に確保している状況となっている。

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