CourseraがChatGPTに教育アプリとして初搭載、学びをリアルタイムで実現
CourseraとOpenAIが提携し、ChatGPTの初代アプリケーションに教育コンテンツを統合した。このパートナーシップにより、世界最大級のオンライン学習プラットフォームであるCourseraのコンテンツが、ChatGPT内に直接埋め込まれ、ユーザーが日常的な会話の中で学びを始められる仕組みが実現した。OpenAIが開催したDevDayで発表されたこのアプリは、オンライン学習プラットフォームがChatGPTに初の統合を果たすもので、世界中の何億人もの学習者に信頼できる教育資源をより広く届ける意義を持つ。 毎週8億人以上が利用するChatGPTでは、「学び」が最も一般的な利用シーンの一つ。今回、ユーザーは「Courseraアプリを起動して」と直接リクエストすることで、関連する動画や学習情報に即座にアクセス可能。また、ChatGPTが学習内容が適切だと判断した場合、自動的にCourseraのコンテンツを提案する機能も搭載されている。 Courseraのグレッグ・ハートCEOは、「教育の機会を広く提供し、人々が成長し、未来の職業に備える手助けをできる」と語り、AIと人間の専門性が連携することで、学びの質とアクセス性が飛躍的に向上すると強調した。OpenAI教育担当バイスプレジデントのレア・ベルスキー氏も、「学びの体験は、AIと人間の知性が協働する時に最も強力になる」とし、世界有数の教育機関の知見をChatGPTに取り入れることで、学習者が即座に役立つスキルを身につけ、キャリアを前進させられると述べた。 このアプリはOpenAIのApps SDKに基づき開発され、高品質な教育コンテンツをスケーラブルに発見可能にする画期的な一歩。現在、EUを除くすべてのログインユーザー(Free、Go、Plus、Proプラン)が英語で利用可能。一部言語での字幕や吹き替えも対応している。 Courseraは、2012年にアンディュー・NG氏とダフネ・コラー氏が共同設立し、2025年6月時点で1億8300万人以上の登録者を擁する世界最大級の学習プラットフォーム。350以上の大学・企業と提携し、コース、専門分野、プロフェッショナル認定、学位プログラムなどを提供。AIを活用した「Coach」「ロールプレイ」「コースビルダー」などの新機能も展開しており、個人や企業が効果的にスキルを習得できる環境を整えている。
