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NVIDIACEOが描くAIの好循環:インフラ投資と技術進化が加速する新時代

Nvidiaのジェンセン・ファンCEOは、人工知能(AI)が「好循環」に入ったと述べ、産業全体の持続的成長が見込まれると強調した。韓国で開催されたAPECCEOサミットで行った演説において、ファン氏はAIモデルの飛躍的な進化が投資を増加させ、その投資がさらにAIの進化を促すという好循環が実現していると説明した。 「AIが進化する。より多くの人が使う。利用者が増えることで収益が増し、工場が増設され、より高性能なAIの開発が可能になる。その結果、さらに多くの人がAIを使い、循環が加速する。この好循環が完成した。それが、世界の設備投資(capex)が急増している理由だ」と語った。 この好循環は、Meta、Amazon、Alphabet、Microsoftの4大テック企業が2024年にAI関連技術とデータセンター整備に3000億ドル以上を投じた背景にもある。今後2026年までにさらなる拡大が見込まれ、各社の業績発表でも投資継続が明らかになっている。 Wedbush Securitiesのテクノロジー研究責任者ダン・アイブズ氏は、Nvidiaを「AI革命の基盤」と評価。AIの需要が高まれば、AIの基盤構築(AIブロック)が進み、需要がさらに需要を生むという構造を「需要が需要を生む」と表現した。 ファンCEOは、AIの登場が「計算の新時代」の始まりだと指摘。従来のCPUに依拠するソフトウェアとは異なり、AIはGPU(グラフィック処理ユニット)で動く。このため、チップ、エネルギー、インフラ、ソフトウェア、AIモデル、アプリケーションに至るまで、計算スタックのすべての層が根本的に変化していると強調した。 「コンピュータ産業は60年間ほとんど変わってこなかったが、AIと加速計算の登場で、すべてが変革されている。これまでに作られてきた1兆ドル以上のコンピュータが、新しいプラットフォームへと移行しなければならない」と述べた。 Nvidiaはこの日、韓国半導体大手サムスンと提携を発表。サムスンは5万基のNvidiaGPUを導入し、モバイルデバイスやロボット用チップの製造を強化する。 ファンCEOは、AIが単なるツールではなく「働き」、完全自動化された工場を実現する未来を予言。AIが世界の100兆ドル規模の産業を再構築すると見据えている。

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