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アマゾン2026年設備投資を2200億ドルに引き上げ

アマゾンは第2四半期の決算発表において、クラウド事業AWSの成長加速と設備投資の増額を発表した。Andy Jassy CEOは記者会見で、AI需要の急増とメモリ価格の高騰を受け、2026年の設備投資計画を2000億ドルから2200億ドルに上方修正すると明らかにした。この決算発表を受け、同社の株価は延伸取引で10%以上上昇した。 AWSの売上高は前期比37%増と、2021年以来の最高速成長を記録し市場予想を大きく上回った。Jassy CEOはAWSの契約未執行バックログが4960億ドルに達すると指摘。また、自社開発のAIチップ(TrainiumおよびGraviton)とエンタープライズ向けAIプラットフォーム「Bedrock」の収益は、ともに年間換算で250億ドルを超え、新たな成長柱として定着しつつある。 投資拡大の影響で、第2四半期の設備投資は前期比1.7倍の542億ドルに拡大。これにより年間フリーキャッシュフローは過去12ヶ月間で76億ドルの純支出に転落した。Jassy CEOは2026年と2027年でも需要に応じるには現時点の投資では不十分であり、2028年に向けた需要も顕著だと説明。AIインフラへの継続的かつ巨額の資本配分が不可欠だと強調した。 財務面では、第2四半期の純利益が526億ドル(1株あたり5.75ドル)となり、前年の182億ドルから大幅に増加した。この急増の主因は、AI研究所Anthropicへの投資評価益による534億ドルの税引前利益計上である。北米セクターの売上は1162億ドルと前期比16%増となり、6月に前倒し実施されたPrime Dayが寄与した。ただし、第3四半期の売上高予想を1970億から2020億ドルと設定。Prime Dayの時期差異を除外すれば、実質成長はさらに400bp高くなると修正している。 医療サービスAmazon Pharmacyでは新規顧客数が倍増し、当日配達の取扱数量も約5倍に拡大した。第3四半期の営業利益予想は225億から265億ドルと設定された。アマゾンはキャッシュフローの圧力を抱えつつも、クラウド市場での競争優位維持と長期的なAI収益化を目指し、戦略的な成長投資を加速させる方針だ。

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