ウェイモ、高速道路工事進入不具合で3900台回収
自律走行タクシーのウェイモは連邦道路交通安全管理局に対し、約3,871台の車両を対象とした自主回収を発表した。回収の理由は、高速道路の工事区域に誤進入する可能性があるソフトウェアの動作不具合である。報告によると、今年4月から5月にかけてアリゾナ州フィニックスとカリフォルニア州ベイエリアで計13件の事案が確認された。フィニックスではランプ閉鎖標識の認識に失敗し計画工事帯へ進入した事例が6件、ベイエリアでは施工帯を区切るコーンの間を通過して誤進入した事例が7件発生している。現時点で交通事故や人身被害の報告はない。 同社は不具合を特定した際、高速道路での運行を暫定的に制限し、恒久修正のためのソフトウェアアップデートを実施中である。広報担当者は工事周辺のパフォーマンス改善に気づき、規制当局へ事前に通報したと述べ、安全を最優先し自主回収を決定したと説明している。なお、同社は今年1月の幼女接触事故で連邦当局の調査対象となっており、今回の回収を含め車隊に対して過去6回にわたりリコールを実施している。今回の対応により技術的課題の克服を目指す一方で、自律走行車の運行信頼性確保と規制当局との継続的な対話が求められている。
