アンソロピック、AI計算基盤にモンゾ創設者を採用
AI開発企業Anthropicが、英国フィンテック企業のMonzo共同創業者かつY Combinatorのジェネラルパートナーであるトム・ブロムフィールド氏を招聘した。ブロムフィールド氏は今月、Y Combinatorでの業務を一時休止し、Anthropicのコンピュートチームへシニアエンジニアとして参画する。同氏は、AIが再帰的自己改善段階へ移行する中で、高性能モデルの訓練を支える計算資源の確保が喫緊の課題であると指摘し、今回の参画でその解決に注力する考えを示した。 ブロムフィールド氏は2015年にMonzoを創業し2020年までCEOを務めた後、スタートアップとしての性格が失われると判断し2021年に退任。投資家の道へ進み、同年よりY Combinatorで活動していた。今回の招聘は、Anthropicが巻き起こしているAI人材争奪戦の最新事例である。今年初めにOpenAI共同創業者のアンドレイ・カルパティ氏を招聘し、その後はGoogle DeepMindの研究者ら複数人を引き抜くなど、同社は卓越した技術陣の集結を加速させている。ブロムフィールド氏の参画により、AnthropicはAIインフラ戦略と計算資源の最適化面での強化を図ることになる。
