AIがGoogle検索利用を増加
アルファベットCEOのスンダル・ピチャイ氏は木曜日、最新の決算説明会でAI機能による検索利用の伸長と業績貢献を報告した。同氏は、AIオーバービューや昨年10月にグローバル展開したAIモードが検索クエリ全体を押し上げており、特に6月に開幕したFIFAワールドカップ期間中、検索使用量は過去最高水準に達したと明かした。AIモードは展開直後から月間アクティブユーザー数が10億人を突破。同機能により検索クエリが増加し、AI検索インターフェースを通じて毎週数十億のウェブサイトへのクリックが誘導されている。ピチャイ氏は、これらのAI統合施策が検索関連収益を17%拡大させたことを示唆し、今後は検索体験をさらに有用で直感的なものへと磨き上げる方針を強調した。 最新四半期のアルファベット連結売上高は1198億ドルで前年同四半期比24%増。検索事業は広告やグーグルサービスに次ぐ主要収益源として堅調に推移している。メディア業界では、AI回答の利用拡大に伴う自サイトトラフィック減少への懸念が長年指摘されてきた。しかし同社の実績は、AIが検索そのものを衰退させるのではなく、むしろ利用機会を創出し、ウェブサイトへの誘導ルートを拡大させる成長エンジンとして機能していることを裏付けている。決算発表後の株式は1.24%下落したものの、AI検索戦略が確固たる収益基盤を構築し、長期的なプラットフォーム強化に寄与している展開は明確である。
