ソルナ、プロジェクトドロシー2を完了で123MWに運用能力を64%増加
ソルナ・ホールディングス(NASDAQ: SLNH)は、テキサス州西部に位置する同社の主力プロジェクト「ドロシー」の第2フェーズ「ドロシー2」の建設を完了し、全量稼働を達成したと発表した。このプロジェクトにより、合計123MWの運用能力が確保され、前年比64%の増加を記録。同施設は95%の稼働率を維持しながら、年間3.9エクサハッシュ(EH/s)以上の持続可能なコンピューティング能力を発揮している。 ドロシー2は98MWの規模で、150MWの風力発電所の内部に設置された「メーター後」型データセンター。余剰な再生可能エネルギーを有効活用し、ビットコインマイニングやAI演算などの高負荷計算に転用する。モジュール式設計により、拡張性と運用効率を両立。同社独自のマエストロOS™プラットフォームを活用し、リアルタイム監視、高度な自動化、電力網とのシームレスな統合を実現している。 同社CEOのジョン・ベリザール氏は、「ドロシー2の完了は、計画通りかつ予算内で実現した厳格な実行の証であり、再生可能エネルギーを活用したコンピューティングの実現可能性を裏付けた」と評価。プロジェクトの稼働により、地元で18人の正社員が雇用され、保守・物流・サービス分野で追加の間接雇用も創出された。 ドロシーは、NASAで「人間のコンピューター」として活躍したアフリカ系アメリカ人数学者ドロシー・ヴォーンにちなんで命名された。同社は、科学分野で革新をもたらした女性科学者にちなんでプロジェクト名をつける伝統を持つ。 現在、同社は166MWの「カティ」プロジェクトを建設中。合計1GW以上の再生可能エネルギー駆動型コンピューティング施設の開発を進めており、グローバルなAIやビットコインマイニング需要に対応する持続可能なインフラの構築を目指している。
