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7日前
NVIDIA
GPU

AWS、Nvidia対抗にAIチップ販売へ

AWSが自社開発の人工知能(AI)向け半導体Trainiumを社外企業へ直接販売する方向で検討を加速させている。同社CEOのアンディ・ジャージー氏が4月初頭に公表した株主宛て書簡で、内部需要だけでは埋まらない高い要望を受け、第三者への販売が可能になると示唆したことに端を発する。デサイアンティAI担当責任者によれば、現在も具体的な企業名こそ非公表ながら、データセンター向けチップの売却協議が早期段階で進められている。 もし同社のチップ事業が独立採算制であれば、年間売上高は約500億ドルに達するとの試算もある。これはインテルの年間収益規模に匹敵し、Nvidiaの約3260億ドルという現在の売上高を考えると、競合としての存在感を明確に示すものとなる。これまでAWSがチップ販売を控えていた背景には、クラウド利用料に加えストレージやセキュリティなどの付帯サービス収益を統合的に得るビジネスモデルと、自身で生産能力が需要を追いつかない現状があった。ジャージー氏は、現在のTrainiumおよび次世代Trainium4の調達能力は瞬時に完売しており、外部販売へ移行すれば既存顧客の待ち行列を延長させる可能性があると認めている。 製造面では、世界最大手の半導体ファウンドリーTSMCの受注枠を巡る競合が激化している。AppleやNvidiaが最大顧客である同ファウンドリーで、AWSが優先的に増産枠を確保するのは容易ではない。一方で、Nvidia創業者のジェンセン・ファン氏がAI用途のCPU市場で2000億ドルの新規市場を開拓すると宣言する中、AWSの戦略は半導体分野での直接対決を意味する。AWSは公式にチップ販売の検討可能性を認めており、クラウド事業者から半導体サプライヤーへの転換を視野に入れた戦略的シフトが本格化しつつある。これにより、AIインフラ市場における勢力図の変革が加速することが予想される。

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