AIで一文から9コマの完成度高いストーリーボードを即生成——インビデオが新機能「Vision」を発表
優れた視覚的アイデアが、たんなる「考え」の段階で終わってしまうのは、決してアイデアが劣っているからではなく、技術的なハードルが高いためだ。映像化したいシーンを誰かに伝えるには、専門のストーリーボードアーティストのチーム、あるいは映像制作の技術力が求められる。そのため、多くの創造的な発想が頭の中のままに留まってしまう。 この課題を解決する新ツールが登場した。Invideoが発表した「Vision」機能は、AIを用いて単一の文章から9ショットのプロダクション仕様のストーリーボードを即座に生成する。これは、AIが単なる編集者ではなく、映像の「撮影監督(cinematographer)」としての役割を果たす、世界初の試みだ。 たとえば、「夜の街角で、雨に濡れた女性が傘を手に、光の灯りに向かって歩く」——この一文を入力するだけで、カメラのアングル、照明、構図、カットの流れまでAIが自動で設計。映像の雰囲気やトーンを意識した自然なカット配置が実現される。 この機能により、映像制作の「技術的負担」が大幅に軽減され、クリエイターはアイデアの「中身」に集中できる。特に、映像の企画段階で素早く視覚化できる点は、映画・広告・コンテンツ制作の現場で大きな効果を発揮する。 InvideoのVisionは、AIが「想像」を「可視化」するための画期的なツールとして、クリエイティブプロセスの再定義を促す可能性を秘めている。
