Meta、2026年データセンター地域支援助成金の応募を開始へ 7地域拡大、STEAM教育支援に注力
メタが2026年度の「データセンター・コミュニティ・アクション助成金プログラム」の応募を開始した。この助成金は、メタがデータセンターを建設する地域の学校、NPO、地域団体が行う社会貢献プロジェクトに直接資金を提供するもので、2011年から継続的に実施されている。今年度は、新たに7つの地域——サウスカロライナ州エイケン、オハイオ州ボーリング・グリーン、ワイオミング州チェイエン、インディアナ州ジェファーソンビル、アラバマ州モンゴメリー、ルイジアナ州リッチランドパーシュ、ミネソタ州ローズマウンテン——を対象に拡大。応募締切は2025年11月21日まで。 これまでにメタは世界中のデータセンター地域に7400万ドル以上を支援しており、そのうち2400万ドルがこの助成金プログラムを通じて提供された。助成金は、地域の科学・技術・工学・芸術・数学(STEAM)教育の強化、地域団体の力の強化、そして技術を活用した社会課題解決に役立てられている。助成金受給者は毎年再応募可能で、多くのプロジェクトが継続的な資金支援を受け、長期的な影響を生み出している。 例として、イリノイ州デカルブのデータセンター建設以降、65以上の地域プロジェクトに支援。北方イリノイ大学(NIU)財団は2025年度の助成金を受けて、中高生向けの「ハスキーエンジニアリングキャンプ」を拡充。センサーやデータ・AIに関する授業に65人の中学生、40人の生徒が参加。また、放課後プログラムや大学進学準備、職業訓練を提供する「STEAMスタジオ」を設立した。 ニューメキシコ州ロス・ルナスでは、2019年以降210件以上のプロジェクトに支援。ベレン統合学区は6年連続の助成金を受けて、中学校にSTEMセンターを新設。ドローン、スナップ回路、プログラミングキット、3Dプリンターやタブレットを活用した学習環境を整備した。 テキサス州フォートワースのデータセンターでは、2015年以降175件以上の助成を実施。マーロン9コミュニティ・エンリッチメント機構は、2024年に3度目の助成金を受けて、危険にさらされた若者を対象に、アニメーション、デジタルアート、メディア制作を通じたSTEM教育プログラムを実施。実行部長のシャボン・デイビス氏は「この助成金は、若者にイノベーションの道を示し、暴力から脱却し、自立を可能にした」と語った。 メタは、この助成金プログラムを通じて、AI教育の未来と地域社会の持続的発展を両立させようとしている。
