Andrew Ng 支援の IrisGo、新たな AI デスクトップパートナーが登場
アンドリュー・ヤンの AI 基金をリードし、2024 年に 280 万ドルのシード資金調達を果たしたスタートアップ、IrisGo は、ユーザーのニーズを先取りして自動実行する「能動的な」AI デスクトップ補完ツールの開発を推進しています。同社の共同創業者で元 Apple エンジニアのジェフリー・ライ氏は、かつてシリの中国語版開発に関わった経験を持ち、Iris を「Siri」を逆さにした名前で命名しました。このシステムのコアイディオは、ユーザーが一度作業手順を示せば、そのプロセスを記憶し、今後は指示を繰り返すことなく自動化して実行する点にあります。デモでは、ライ氏がコーヒー購入の行程を示した際、システムがその手順を記録し、その場で同様の注文を自動で完了させる様子を確認できました。コーヒー注文のような簡単なタスクだけでなく、メールの作成、請求書処理、レポート構築、ドキュメントの要約といった業務に特化した「スキル」ライブラリを標準搭載しており、ユーザーのデスクトップ上の行動を学習することで、新たな自動化タスクを自動的に提案・実行できるよう設計されています。また、OpenAI や Anthropic のコード支援機能に類似した機能も備え、開発者をサポートします。標的は知識労働者であり、日常的な反復作業を自動化することで、人間がより高次の概念作業に集中できる環境の実現を目指しています。プライバシー面では、データの多くを端末上で処理できる「オンデバイス」設計を採用しており、クラウド処理が必要な場合でもユーザーの明示的な承認とエンドツーエンドの暗号化を約束しています。アンドリュー・ヤンをはじめ、Nvidia や Google といった有名企業・人物の支援を得て信頼性を高めた同社は、近日中に macOS および Windows 用のベータ版をリリースし、Acer との提携により新規ノートパソコンへのプリインストールを計画しています。将来的には他のデバイスメーカーとの協業も視野に入れており、オフィスワークにおける自律型ワークフローの普及を模索しています。
