カリフォルニア政府向けにAI導入を加速——クラッチ、グーグル公共部門と戦略提携
クラッチ(Clutch)は、グーグル公共部門(Google Public Sector)と戦略提携を発表した。この提携により、カリフォルニア州の州および地方自治体がAIを安全かつ実効性のある形で導入するスピードを加速する。クラッチは、ラホヤ・コルドバを拠点とする人間中心のデジタル近代化専門コンサルティング企業で、今回の提携を通じて、グーグルクラウドのエンタープライズAIツール、特に「Gemini for Government」の導入を支援する。重点は、成果の測定、人間中心の設計、そして責任ある実装に置かれる。 2019年の設立以来、クラッチは公的・民間部門の両方で近代化とサービス向上を推進。今回の提携では、自社のデジタル変革、組織変革管理、プロセス工学、データ戦略の専門知識と、グーグルクラウドのAI技術を融合させ、政府機関の生産性・効率性・ミッション達成力を高める。同社のCEOであるジェームズ・レガン氏は、「グーグルはAI研究と大規模利用可能な技術の開発で長年リーダーを務めてきた。私たちは、カリフォルニアの公的部門がAIを責任ある形で活用し、プログラムの強化とサービスの質の向上に貢献できるよう支援できることを誇りに思う」と述べた。 グーグル公共部門のフィールドCTO、クリス・ハイン氏も、「政府機関に最先端で安全かつ責任あるAIを提供することにコミットしている。クラッチの専門性と、ロサンゼルス市などでの組織変革の実績を組み合わせることで、カリフォルニアのすべての住民に良い成果をもたらす」と強調した。 クラッチのリーダーシップ陣は、公的部門の経験が豊富。レガンCEOとクライアントデリバリー責任者ヘイリー・フィゲロイド氏は、いずれも元カリフォルニア州の任命職に就き、州の初期AI政策やパイロットプロジェクトの策定に貢献。その現場経験と、技術導入の実績が、AIの導入を慎重かつ効果的に進める基盤となる。 この提携の柱として、クラッチは「AIリーダビリティサービス」を提供。データ整備、人材育成、プロセス最適化の三つの柱で、AI導入の土台を整える。今後数週間内に、早期導入機関として選ばれた州部門と共同でプロジェクトを開始。高価値な活用事例の検証、職員の準備度向上、既存プロセスへのAI統合を重点に取り組む。 クラッチは、カリフォルニア州の約4000万人の住民を支える公共サービスの質向上を目指す。
