AMD Ryzen AI Max+ 392、Geekbenchでトップクラスの性能を記録 12コアで7900Xに迫る実力
AMDがCES 2026で発表した新プロセッサ「Ryzen AI Max+ 392」の初の実機ベンチマーク結果が公開された。これは、トップモデルのRyzen AI Max+ 395(16コア)を下位に位置づけた12コア/24スレッドのモデルで、GPU性能は同様に40 RDNA 3.5 Compute Unitsを搭載。L3キャッシュは76MB、ブーストクロックは5.0GHz、TDPは45〜120W(搭載機種では85Wに制限)と、ハイエンド性能を維持している。 Geekbenchでの記録スコアは2,781ポイントを達成。これはRyzen AI Max+ 395の実測値と同等で、同クラスのデスクトップCPUであるRyzen 9 7900Xや7950X3Dと同等の水準に位置する。このスコアは、ゲーム用途に特化した単スレッド性能が重視される点を考慮しても、非常に高い評価と言える。 ベンチマークはASUSの「TUF Gaming A14」に搭載された機種で取得された。同機は64GBのオンチップメモリ(8000 MT/s)を搭載し、CPUは5.02GHzまでブーストする設定。この構成は、Ryzen AI Max+ 392の仕様と整合しており、実機の性能発揮が確認された。 Ryzen AI Max+ 392を含む「Strix Halo」シリーズの一般販売は2026年Q1を予定。一方、AMDの主流向け「Ryzen AI 400シリーズ」は中国で1月22日発売が予定されており、AI統合プロセッサの展開が加速している。AMDは、AIとゲーム性能を両立する次世代APUの実現に向け、開発と市場展開を着実に進めている。
