ScaleOps、1 億 3000 万ドル調達、AI 需要で計算効率向上
AI ブームの裏側で、企業が高性能GPUなどの計算リソースを過剰に確保し、コスト増と非効率を招く問題が深刻化しています。これを解決するスタートアップ、ScaleOps は月曜日、シリーズ C ラウンドで 1 億 3,000 万ドルを調達し、評価額を 8 億ドルとしました。このラウンドは Insight Partners が主導し、Lightspeed Venture Partners や NFX などの既存投資家も参加しました。同社の software は、コンピューティングリソースをリアルタイムで自動管理・再割り当てし、クラウドと AI インフラストラクチャーのコストを最大 80% 削減できると主張しています。2022 年に Yodar Shafrir CEO が共同創業した同社は、Nvidia に買収された Run:ai でエンジニアとして働き、AI ワークロードの複雑さによるリソース管理の難しさを痛感しました。従来の Kubernetes などのツールは静的な設定に依存し、変化する需要に対応できず、GPU の遊休やパフォーマンス低下を招きます。Shafrir 氏によると、現状のツールは問題を可視化するだけで解決策を提供せず、DevOps チームが多くのステークホルダーと調整に追われているのが実情でした。これに対し、ScaleOps のプラットフォームはアプリケーションの文脈を理解し、インフラとアプリケーションのニーズをリアルタイムで接続する完全自律型ソリューションです。構成を不要とし、すぐに動作するため、競合他社との差別化を図っています。同社はニューヨークに本部を置き、Adobe、Wiz、DocuSign、Salesforce、Coupa などのグローバルな大企業に、特に Kubernetes 基盤を持つ顧客に展開しています。2024 年 11 月のシリーズ B で 5,800 万ドルを集めた約 1 年半後となる今回の資金調達は、自律型ソリューションに対する需要の高まりを反映しています。累計調達額は 2 億 1,000 万ドルに達し、前年比 450% 以上の成長を遂げ、過去 12 ヶ月で従業員数を 3 倍に増加させました。年末までにさらに従業員数を 3 倍以上にする計画で、新製品の実装とプラットフォームの拡大に資金を使用します。AI による計算需要の高まりに伴い、インフラ管理の重要性が増す中、同社は完全自律型のインフラ構築を追求し続けています。
