AIとチームケアで慢性疾患管理を進化 コーサン、1500万ドル調達で拡大へ
慢性疾患の包括的ケアを支援する企業、コーサン(Cosan)が、1500万ドルの戦略的成長資金調達を実現した。この資金は、ザイグル・リンクエージュファンドが主導し、国内最大規模の専門医療サービス提供者であるスペシャリティ・アライアンス(Specialty Alliance)も参加。両者は長年にわたりコーサンと協力関係を築いており、今回の投資は、AIを活用したチーム制仮想ケアの拡大を加速する狙いがある。 コーサンは、医療機関が外来診察の間隔を越えて患者に継続的・ proactive な支援を提供できるAI搭載の仮想ケアプラットフォームを提供。このプラットフォームは、患者のデータを統合分析し、リスクの兆候を早期に検知、ワークフローを最適化、個別化されたエンゲージメントを実現。同時に、医師や看護師らの臨床チームが患者との有意義な関係性を維持できるよう設計されている。 ザイグル・リンクエージュファンドのマネージングパートナー、ケイティ・シュミッツ氏は、「コーサンはAIが人間の温かさを強化できる証明をしている。ケアのギャップを埋め、信頼関係を強化し、患者と医療提供者にとって意味のある成果をもたらしている」と評価。スペシャリティ・アライアンスの戦略責任者、ポール・バーググリーン医師も、「消化器科、泌尿器科、リウマチ、がんなど多様な領域でサービスを拡大する中で、コーサンの慢性疾患管理モデルは不可欠な存在だ」と述べた。 現在、コーサンは全国で13万人以上の患者を支援しており、1日あたり300人以上が新規登録。AIの導入により、臨床的質を損なうことなく、ケアプログラムの拡充が可能となっている。同社CEOのデイビッド・ハンツ氏は、「AIはケアチームの力を拡張する道具であり、代替ではない。今回の投資により、よりつながり、迅速で個人に応じたケアを実現できる」と強調。 コーサンのアプローチは、医療業界の価値基準に基づく予防的慢性疾患管理への移行を後押し。高度な自動化と本物の人的つながりを融合させ、患者一人ひとりの生活の質を高める取り組みが注目されている。
