Certara、AI駆動の創薬プラットフォーム強化へドクター・クリス・ボートンをCTOに任命
Certaraは、2025年7月31日、Christopher Bouton博士を新任の最高技術責任者(CTO)に任命したと発表した。同社は、モデルインフォームドドラッグディベロップメント(MIDD)を支援する次世代統合プラットフォームの技術戦略と開発を、Bouton氏が主導する。このプラットフォームは、生成AIとバイオシミュレーション技術の進展を活用し、薬物発見・開発のスピードを飛躍的に向上させる狙いがある。 Bouton氏は、2022年にCertaraが買収したVyasa Analyticsの創業者兼CEO。同社はスケーラブルな深層学習ソフトウェアを提供し、Certaraのシステムが構造化・非構造化データから新たな予測を可能にした。彼はまた、規制文書や医療文書作成を支援する生成AI製品「CoAuthor™」の開発もリード。以前は、Thomson Reutersが買収した企業エントゲンの創業者兼CEOを務め、Pfizerで計算生物学者として薬物開発の研究に従事していた。 William F. Feehery CEOは、「ChrisはAIと薬物開発の両方の専門知識を持つビジョナリーリーダー。彼の指導により、AIを活用したバイオシミュレーションと仮想臨床試験の採用が拡大し、新薬の開発をより迅速かつ確実に実現する支援が可能になった」と評価した。 Bouton氏自身は、「バイオシミュレーションに生成AIと機械学習を融合させることは、新薬の発見・開発プロセスを根本から変革している。開発期間の短縮、コスト削減、成功率の向上が実現可能であり、世界中の患者により良い治療を届ける機会を創出できる」と語った。 Certaraは、世界70カ国にわたる2,400以上のバイオ医薬企業、学術機関、規制当局を顧客に抱え、バイオシミュレーションソフトウェアとサービスを通じて、伝統的な薬物開発のあり方を変革している。
