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メタ、ルイジアナAIデータセンターに500億ドル投資

メタプラットフォームズはルイジアナ州リッチランド郡に建設中のAIデータセンター「ハイペリオン」の規模を大幅に拡大すると発表した。2024年12月に着工した同プロジェクトの設計容量は当初計画の2GWから5GWへ、投資総額は推定270億ドルから500億ドル超に引き上げられる。2030年までに2GW分の初期運用を開始する予定だ。 計画の大型化には州政府の誘致施策が不可欠だった。Jeff Landryルイジアナ州知事は2024年末、2029年までに竣工するデータセンターに20年間販売税を免除する法に署名。メタは同州の税制優遇やエネルギー契約を活用し、MicrosoftやAlphabet、Amazonといった競合大手と同様に、急速に膨らむAI需要に対応する基盤を構築している。Blue Owl Capitalとの合弁会社を設立し建設・運用を支援してきた経緯もある。 ハイペリオンは従来型データセンターとは異なり、AI学習・推論に最適化された高性能GPUを高密度に配置したスーパークラスター構造を採用する。Alexandr Wang氏が率いるメタ・スーパーインテリジェンス・ラボは、本格的な拡張により研究者あたりの計算リソースを業界最高水準へと引き上げ、大規模言語モデルのさらなる高度化を推進する。マーク・ザッカーバーグCEOは複数年にわたる段階的スケールアップを実現できると言及している。 地域経済への波及効果も明記された。メタは施設の電力・水・関連インフラのコストを全て負担し、消費者への料金転嫁は行わない方針。着工以降、地元企業には既に16億ドル超の請負契約がもたらされ、今回の規模拡大に伴い道路や水道系統の整備に追加10億ドルを投じる。先月、同社は主力AIモデルの発表を背景に株価が年初来最高値を更新。AI分野への巨額投資に対する投資家の収益化期待を背景に、インフラ整備が中長期的な競争優位を確立すると位置づけている。5GW完全稼働の時期および拡張分の資金パートナーについては現時点で発表されていない。

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