Neurable、3500万ドル調達で日常用脳-コンピュータインターフェースの実用化加速
ニューレイブルが3500万ドルのシリーズAラウンドを調達、日常用脳機械インターフェースの実用化を加速 ボストン—ニューレイブルは、日常的に使える非侵襲型脳機械インターフェース(BCI)技術のリーディングカンパニーとして、3500万ドルのシリーズA資金調達を完了したと発表した。この資金は、同社が独自に開発した「Neurable AI」と呼ばれる小型化された脳信号処理技術の商業化を加速するためのもので、既存のスマートデバイスにBCI機能をシームレスに統合できる点が特徴だ。この調達により、同社の累計調達資金は6500万ドルに達した。 今回のラウンドは、スペクトラム・ムーンショット・ファンドがリード。BCI技術がスマートフォンやウェアラブル機器など日常的なデバイスに組み込まれる未来を実現するための基盤強化を目的としている。 ニューレイブルは、従来のBCIが医療用途に限定されてきた中で、ユーザーが自然に操作できる、低侵襲かつ高精度な脳信号解析技術の開発に注力。Neurable AIは、頭皮に装着するセンサーから得られる脳波をリアルタイムで解析し、ユーザーの意図を高精度で読み取る。これにより、手を使わずにデバイスを操作するなど、新たなインタラクションの可能性を広げる。 同社の目標は、BCIを「日常の一部」として定着させること。今後は、ウェアラブル機器やスマートフォン、AR/VRデバイスへの統合を加速し、より多くのユーザーにアクセス可能な技術の実現を目指す。 今後、BCIは医療・介護、教育、ゲーム、産業分野など多様な領域での応用が期待される中、ニューレイブルはその技術基盤を確立する上で、重要な役割を果たすと見込まれている。
