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Spotify、ElevenLabs と連携しオーディオブック作成ツールと podcast の AI 機能を強化

スポティファイは投資家向けイベントで、AI を活用した新機能を相次いで発表した。同社は著者向けプラットフォーム「Spotify for Authors」に、ElevenLabs 製の AI を搭載したオーディオブック作成ツールを導入する。今月よりインバイツのみでのベータテストを開始し、当初は英語のみ対応となる。この機能により、著者は独占契約なしで AI 生成のオーディオブックを自由に出版・配信でき、多様な声を表現できる点が特徴だ。同プラットフォームはフランス語やドイツ語など 10 ヵ国語への対応を拡大し、聴き放題プランの上限引き上げや学生・家族向けオプションの追加も予定している。 コンテンツ面では、オーディオブックのカタログが 70 万タイトルに達し、聴取時間が前年比 60% 増を記録した。また、ユーザーが自然言語で質問して作品を検索する機能や、ポッドキャスト・音楽だけでなくオーディオブックにも対応したプロンプトベースのプレイリスト作成機能の拡大も発表された。 一方、デスクトップ専用アプリ「Studio by Spotify Labs」の公開も開始された。このアプリは、ユーザーのメールやカレンダー、Web 情報を統合し、個人向けの日次ブリーフィングや特化型ポッドキャストを自動生成する。特定の日程や興味に基づいた詳細な指示を出せば、AI エージェントが即座にパーソナライズされたコンテンツを作成する。生成されたオーディオはユーザーのライブラリに保存され、デバイス間で同期されるが、公開はされず個人利用に限られる。同社は、AI が誤情報を出力する可能性があるため研究段階のプレビューとして、18 歳以上を対象に 20 市場で提供すると警告している。この機能は、Google の「NotebookLM」や ElevenLabs の対抗馬となることを意図している。 さらに、アメリカやスウェーデン、アイルランドのプレミアムユーザー向けに、ポッドキャストのエピソード内容に関する Q&A や推薦を求める AI 機能の追加も開始された。クリエイター向けには、ブランド提携の管理機能や、限定コンテンツへの課金機能も整備され、プラットフォーム全体の収益化を強化する方針を示した。これらの施策を通じて、スポティファイは単なる聴取ツールから、創造と情報消費を統合するオール・イン・ワン・オーディオエコシステムへ進化を試みている。

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