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Core Automation、Anthropic や Google DeepMind の研究者を確保

AI 研究分野で人材争奪戦が激化している。OpenAI の元研究者が設立した新興企業「Core Automation」は、Anthropic や Google DeepMind からトップ研究者を引き抜くことに成功した。このスタートアップは公式 X(旧 Twitter)で「世界で最も自動化された AI 研究所の構築を目指す」と表明し、研究プロセスそのものを自動化するシステムの開発を主目的としている。 設立者の Jerry Tworek 氏は元 OpenAI の副社長であり、Core Automation の CEO 兼共同創業者だ。彼の活動は「nerdsniping(研究者を熱狂的に引きつけること)」と呼ばれ、多くの研究者を惹きつけている。Anthropic の研究員だった Rohan Anil 氏は、Tworek 氏の誘いを受けて数週間前に同社を退職したと明かしている。Anil 氏は「研究者にとって最高の職場の一つだったが、一緒に新たな取り組みを始めるために去った」と語っている。 また、Google DeepMind の研究科学者である Anmol Gulati 氏も、Gemini の開発に関わっていたが、同社を離れて Core Automation での新たなスタートを宣言した。Gulati 氏は現在の研究パラダイム、つまりモデルのスケーリングやデータ拡張、静的なデプロイメントでは限界が来ていると考えており、新しい学習アルゴリズムや、システム構築プロセス自体を自動化するアーキテクチャが次の段階の鍵だと訴えている。Core Automation のウェブサイトによると、チームには「フロンティアモデルを構築し、影響力のあるアーキテクチャを生み出してきた人材」が集まっているとされる。 これは大手技術企業からスタートアップへ人材が流出する傾向の典型例だ。以前、Meta の元首席 AI 科学者だった Yann LeCun 氏は、Meta を離れて「Advanced Machine Intelligence Labs(AMI Labs)」を設立し、実世界をより深く理解する「世界モデル」の開発に注力している。AMI Labs のアプローチは、Meta が重視する商業モデルの開発や規模拡大から一線を画している。 去年、主要な技術企業は AI タレントを巡り激しい競争を繰り広げ、数十億ドル規模の買収や巨額の報酬パッケージを提供した。一方、スタートアップも高い給与、株式報酬、そして小規模企業ならではの影響力や所有権を武器に人材を獲得している。エグゼクティブサーチファームの担当者は、スタートアップの給与水準が急上昇していると指摘し、研究者が自社で起業する機会損失を相殺する要因として株式報酬が特に重要だと述べている。さらに、共同創業者としてのタイトル、計算資源へのアクセス、独立した研究の時間を特典として提供することで、優秀な人材を惹きつけているのが実情だ。

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