コーニング株9%上昇、アマゾンAI数据中心契約
コーニングとアマゾン、米国AIデータセンター向け光ファイバー供給で大型契約 両社は月曜日、米国のAIデータセンター増強に伴う光通信インフラ供給に関する複数年の大型契約を交わした。契約規模は数十億ドルと推測され、ノースカロライナ州工場での約1,000人の新規雇用創出と、光ファイバー技術者向け訓練プログラムの拡大が発表された。 市場反応は強く、コーニング株は月曜日に9%上昇した。アマゾン株も1%台で推移した。AIデータセンター内部のラックや演算チップ間の高速データ伝送に不可欠な光ファイバーは、AIインフラの基盤として需要が急増している。 コーニングのウィークスCEOは、本契約が米製造業のサプライチェーン強靭化に向けた重要なマイルストーンだと評価した。アマゾンAWSのガーマンCEOは、同州への投資が過去に2万6,000人超の雇用を生み出したと指摘し、昨年発表した100億ドルのデータセンター建設計画とも連動させると述べた。 AI需要の勃発は創業175年のコーニングに明確な成長軌道をもたらしている。今年株は2倍超、2023年末以来では約6倍に拡大した。メタは今年1月、同社光ケーブル工場の増設に最大60億ドルを投資し、1,000人の雇用を支援すると発表。Nvidiaも5月、チップメーカー専用工場3棟の建設に向け最大32億ドルをコミットしている。 同社はスマートフォン用ガラスで知られるが、光通信事業が最大の収益柱である。1970年の長距離通信用光ファイバー発明以来、主要テック企業のデータセンター間接続を担ってきた。政府がハイテク企業の国内回帰を促進する中、コーニングは米国国内の生産能力を重点的に強化している。ウィークスCEOは海外事業の継続を維持しつつも、来年には超大型クラウド事業者が主力顧客になると展望した。
