Roblox、4D創作機能をオープンベータ公開 AIで動くインタラクティブなアイテムが可能に
ロブロックスが、4Dクリエーション機能のオープンベータ版を正式にリリースした。この新機能は、従来の静止した3Dモデルに加え、動的でインタラクティブなオブジェクトの作成を可能にする。同社は昨年3月に3DオブジェクトをAIで生成するオープンソースモデル「Cube 3D」を導入し、以来180万以上の3Dアイテムがユーザーによって作成されたと発表している。 4Dクリエーションのベータ版は11月から早期アクセスを開始しており、本日より広く公開された。この技術の核は「インタラクティブ性」の実現。ユーザーは単一のオブジェクトではなく、複数のパーツから構成される動くアイテムを設計できる。初回リリースでは2種類のテンプレート(スキーマ)が利用可能だ。一つは「Car-5」スキーマで、車体と4つのホイールという5つのパーツに分かれた車を生成できる。これにより、以前の固定された3Dモデルとは異なり、ホイールの回転や走行動作が可能になり、より現実的な体験が実現される。もう一つは「Body-1」スキーマで、単一のパーツからなるシンプルな箱や彫刻のようなオブジェクトを生成できる。 初の体験型ゲーム「Wish Master」では、プレイヤーがドライブ可能な車や飛行可能な飛行機、さらには操縦可能なドラゴンをAIで生成して遊べる。今後は、クリエイターが独自のスキーマを作成し、オブジェクトの振る舞いを自由に定義できるようになる予定だ。また、参照画像からそのスタイルに合った詳細な3Dモデルを生成する技術の開発も進行中。 さらに、CEOのデイビッド・バズッキ氏は「リアルタイムドリーミング」と呼ばれる新プロジェクトを明らかにした。これはキーボード操作とリアルタイムのテキストプロンプトで、世界を構築できる仕組みで、創造のスピードと自由度を飛躍的に高める。今回のベータリリースは、チャット機能へのアクセスを年齢確認(顔認証)必須化したことを背景に、子供の安全を重視する動きの一環でもある。
