NVIDIA AI Day SydneyでAI革新の次世代インフラが登場、オーストラリアスタートアップが活躍
NVIDIAがオーストラリア・シドニーで開催した「AI Day Sydney」で、次世代コンピューティングがAIの進化を牽引していると強調された。10月15日から16日にかけてICCシドニー・シアターで開催されたこのイベントは、オーストラリアのスタートアップ、ベンチャーキャピタル、パートナー企業を対象に、AI技術の最新動向と実用化の可能性を紹介した。 会場では、量子コンピューティング企業のDiraq、PsiQuantum、Q-CTRL、Quantum Brillianceが、NVIDIAのCUDA-Qプラットフォームを活用した研究開発の成果を発表。また、医療AIスクリブとして音声認識モデル「Parakeet」を採用するHeidi HealthのYu Liu氏は、「NVIDIA AI DayはオーストラリアのAIイノベーションを堂々と示す素晴らしい機会であり、地元エコシステムに大きなインパクトを与えた」と評価した。 スタートアップによるライトニングトークでは、NVIDIA Inceptionプログラム参加企業のBrainFish、Eklipse.gg、Zetarisが、NVIDIA Triton Inference ServerやNIMマイクロサービス、AIブループリントによる動画検索・要約技術を活用し、カスタマーサービスやコンテンツ制作、データ処理の分野で開発スピードを飛躍的に向上させている実例を披露した。 NVIDIA開発者関係上級ディレクターのSusan Marshall氏は、基調講演でオーストラリアのグローバルなイノベーション可能性を強調。「この地域はAI研究と実装の両面で、世界をリードするポテンシャルを持つ」と述べ、技術基盤と人材育成の重要性を指摘した。 今回のイベントは、AI技術の実用化を加速するための連携の場として、オーストラリアのAIエコシステムの成長を象徴する出来事となった。
