シルクロードイノベーションハブ、大会2年目を記録更新突破
サルクロード・イノベーション・ハブはTechCrunchらと連携し、中央ユーラシア地域のスタートアップを対象としたRoad to Battlefieldコンテストの第2期を運営している。同プログラムは地域の創業者を直接TechCrunch DisruptのGlobalステージに送り出すことを目的とし、本年の決勝は10月13日から15日にサンフランシスコにて開催される。 昨年比約50%増の726件(39カ国)の応募を記録し、過去最高の規模を達成した。応募企業の約84%がAI関連プロダクトを開発しており、地域におけるAI創出の急速な普及を示している。出場者の多くは初期段階(MVPおよびプレシードが合わせて80%以上)であり、18歳未満の若年創業者も89名に上る。7月6日から20日にかけて実施された国内予選を勝ち抜いた22社が地域決勝に進出。特にカザフスタンとウズベキスタンから各6社が選ばれ、両国が地域のイノベーションハブとして台頭している証左となっている。 決勝では、トップVCや実績創業者、AI審査員を含む47名の審査員により採点が行われる。賞金総額は10万ドルで、上位3社にそれぞれ5万、3万、2万ドルが分配されるほか、上位22社にはOpenAI APIクレジットが提供される。勝者3社はサンフランシスコ開催のTechCrunch Disrupt参加費用全額負担、および1カ国以上から1,000人を超える創業者ネットワークへのアクセス権が得られる。 関係各所は本大会が地域のスタートアップエコシステムに与える影響を評価している。アスタナハブのMagzhan MadiyevCEOは、地域発のAIソリューションがローカル市場を超えてグローバルにスケールする基盤が整ったと指摘。IT Park UzbekistanのAzamat KaramatovCEOは、国際投資家や顧客との接点を強化する重要な経路となっていると説明する。フリーダム・ホールディングスのMarlen Sikhayev最高顧問も、地域で生まれた技術が世界的な舞台で競合する構想が本支援の趣旨であると強調している。 本プログラムは第1回で3社を輩出しており、今年はさらに規模を拡大して中央ユーラシアから世界トップクラスのインベスターへの直結経路を提供し続けている。
