AIブームに反対する批判にデータセンター経営者が「スーパーマン」映画の比喩で反撃
データセンター企業HIVE Digital Technologiesのエグゼクティブチェアマン、フランク・ホルムズ氏が、AIブームへの批判を強調する投資家たち、特にマイケル・バリーとジム・チャノス氏を「スーパーマン」映画に登場するレックス・ルーサーの「キーボードを叩くサル軍」とたとえた。ホルムズ氏は同社の決算説明会で、映画から切り取ったGIFを公開。そのシーンでは、サルが「スーパーマンを支持するのは馬鹿だ」と繰り返し打ち込む様子が描かれており、現実のネット上の嫌がらせ工作と類似していると指摘した。 彼は、バリー氏とチャノス氏の発言を並べたスライドを提示。バリー氏はAI関連のデータセンター建設への過剰投資を警鐘し、「AIのインフラ拡張はいつまで続くのか? 企業のキャッシュフローを圧迫し、これまでにない借入や資金調達が行われている」とX上で疑問を呈した。一方、チャノス氏は、ハイパースケーラー企業が巨額の支出を続けながらも、収益化が可能かどうかに疑問を呈。「すべての企業が極めて利益を上げるとは限らない。『検索のように勝者1社が全てを握る』とはならないだろう」と述べた。 ホルムズ氏は、こうした批判が一時的にSNS上に広がり、AIの信頼性を揺るがす「悪意あるキャンペーン」と同様だと分析。HIVEはカナダ、スウェーデン、パラグアイにクリーンエネルギーで動くデータセンターを展開しており、需要の拡大は「本物のもの」だと強調。短期売りのトレーダーが市場を動かしていると指摘し、長期的な成長を見据えた投資の重要性を訴えた。 この発言は、AIインフラへの巨額投資が一時的な過熱にとどまらず、実際の需要基盤に裏打ちされているとの見方を示している。
